• 12.12.10 アグラスツールの合板

  • アグラスツールの合板
      
    座布団と併用して正座にも胡座にも対応できる座具と考えると、自ずと大きさ、
    かたちは決まってきます。
      
    量産を前提として強度などの諸条件を考慮すると、型代はかかりますが成型合板
    で作るのが妥当との結論に至りました。
    成型合板とは、薄くスライスした板を重ねて貼り合わせ、型に入れてプレスし、
    加熱して接着剤を硬化させて形をつくる技術です。
      
    アグラスツールの断面を見てみると、9枚の薄い板が貼り合わせてあります。
    外側から2枚目の板の色が少し違いますが、これは貼り合わせる方向が違うためです。
    こうすることで強度が増し、ねじれることを防いでいるのです。
      
    成型合板の芯材には、硬くて粘りのあるブナ材がよく使われます。
    アグラスツールは芯材も表面もブナ材を使っています。
    成型合板のパーツは海外で安く生産して輸入することが多いのですが、
    アグラスツールは愛知県豊橋市のメーカーで加工してもらっています。